食品、ファッション、美容、日用品、小売…。
あらゆる業界で、地球環境や生産者に配慮をした商品・サービスづくりにシフトしつつあります。
実際、フェアトレード商品の国内市場規模は年々右肩上がりで成長しています。
私が運営するサステナブル情報メディア「サステラ」をつくったのが2020年ですが、その時に比べて新たなエシカル商品が増えている実感があります。
しかし当然のことながら、すべてのエシカルブランドがうまくいっているわけではありません。
エシカルな商品を求める消費者の購買行動は複雑です。
「商品が生産される背景を考えて買い物をしよう」
というメッセージを含むのがエシカル消費でありますから、やはり一般的な商品と同じ戦略は通用しません。
サステラを通して多くのエシカルブランドさんと交流したりタイアップをする機会がありますが、エシカル商品を売ることに苦戦しているブランドが多い現実を肌で感じます。
なかでも、共通して「SNS運用」をはじめとするWEBマーケティングに課題を感じている人が多い印象です。
いま国内消費の中心は20代後半から40代前半のミレニアル世代であり、エシカルに関心のある層も同様です。
サステラも25~44歳がフォロワー全体の60%以上を占めています。
すなわち、エシカルブランドを展開しようと思ったら、20代後半~40代前半がターゲットになります。
この層は、インターネットで商品を知り、インターネットでモノを買う世代です。
サステラのフォロワーに向けて実施したアンケート調査でも、79%の人は「エシカル商品を買うときにSNSを参考にする」と回答しています。
要するに、エシカルに関心のあるミレニアル世代にモノを売ろうと思ったら、WEBマーケティング戦略はほぼ不可欠です。
具体的には、SNSで商品の認知を拡大し、ECサイトで販売し、クラウドファンディングで資金調達をする、といった戦略です。
ただ、こうしたWEBマーケティングに関する知識やノウハウを持たない事業者も少なくありません。
- SNSのフォロワー数ばかりを追求し見込み客を獲得できていない
- ショート動画の再生数を追求しブランディングやターゲティングがブレている
- 広告費に過剰な予算を割いている
など、誤ったWEBマーケティング施策にリソースを割いているケースも散見されます。
しかもこうした現状に輪をかけて、エシカルに知見のないWEBマーケティング企業に頼り、悪循環に陥っているケースも少なくありません。
いくら生活者がエシカルな暮らしにシフトしようとも、エシカルブランドが持続可能な状態でなければ、それは国内のエシカル市場全体にとって好ましい状況とは言えません。
自信を持ってエシカルなブランドを立ち上げ「成功するエシカルブランド」が増えてこそ、エシカルな商品を買う人は増え、エシカルブランドで働く人も増え、ひいては日本全体のエシカルが活性化されていくと思うのです。
「生活者も、エシカルブランドも、ともに持続可能な社会を実現していかなければならない。」
そんな想いから、エシカルブランドさんに向けて、私が最も得意とする「WEBマーケティング」という形で支援させて頂く決意をしました。
手前みそながら「エシカルに知見がある」+「WEBマーケティングに精通している」点においては業界でも珍しい存在だと自負しています。
そしてまた、私が積み上げてきた経験やノウハウは、多くのエシカルブランド様にお役立て頂けるものだと確信しています。
インターネットを通して皆さまのブランドが持つ魅力を伝えるお手伝いをさせてください。
WEBマーケターとして9年、エシカル領域で発信活動をして5年の経験を持つ当社にぜひご相談ください。